虫歯になる人、ならない人
虫歯の原因と成り立ち
虫歯の起因要素は4つ。歯質、虫歯菌、糖質、時間です。
お口の中の虫歯菌は食べカスを取り入れて細菌の塊である歯垢となって酸を発生、歯の表面のエナメル質を溶かし始めます。これが虫歯の始まりです。
つまり、虫歯菌の塊である歯垢を作らなければ虫歯になりません。そして歯垢は自らの努力でほとんど防げます。
  1. ダラダラ食べをしない。
  2. 1日1回就寝前にパーフェクト歯磨きをする。(歯ブラシ、歯間ブラシ、フロス、ウォーターフロスなどを正しく使う)
  3. 予防(定期的な歯石除去、フッ素塗布、シーラント、フッ素入り歯磨き粉の使用など)

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一方、これらの努力をしなくても虫歯にならない人がいるのも事実です。
そもそも人間は生まれた時には虫歯菌を持っていません。新生児〜乳児の間にお口の中の常在菌が構成されますが、この間に外部から虫歯菌をもらってしまうのです。それは多くの場合、虫歯菌を持った家族からの口移しです。哺乳瓶をくわえる、同じスプーンを使うなどといった行為により家族の虫歯菌が赤ちゃんに移され常在菌となってしまうのです。
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