歯周病は口腔内に残された歯垢や歯石が歯肉下に及び、歯肉に炎症を起こしたり、歯を支えている骨組織を溶かす怖い病気です。ところが、自覚症状に気付きにくいため発見が遅れがちです。歯科医によっては、歯周病有無のチェックすらしません。
以下にひとつでも当てはまる点があれば歯周病専門医によるコンサルテーションを受けましょう。
注1
- 歯並びが悪い
- 1年以上歯石除去を受けていない
- 歯を噛みしめたり、歯軋りの癖がある
- 口臭がある
- 歯肉から出血する(歯磨きの時、りんごをかじった時など)
- 歯磨きに時間をかけない、しないで寝ることがある
- 歯肉が赤紫に変色している(健康な歯肉は斑のない薄いピンク色)
- 歯肉が腫れている、ブヨブヨしている、剥がれた感じがする(健康な歯肉は引き締まっている)
- 歯が長くなってきた、歯と歯の隙間が大きくなった、歯が動いた、もしくは離れてきた
- 歯がグラグラしている
- 歯肉から膿が出る、変な味がする
- 噛み合せが変わってきた
- 喫煙の習慣がある
- 糖尿病がある、もしくはあった
これらの症状がないからと言って歯周病でないとは限りません。35歳以上の方は一度歯周病専門医によるコンサルテーションとクリーニングを受けましょう。
注2
上記の項目には歯周病中期以降に多く見られる症状が含まれます。すぐ歯周病専門医へ行きましょう。