治療前にお読み下さい

一度歯の治療を受けようと決心したら、今までの不快さを二度と繰り返さないために、完全に歯が治るまで歯医者に通い続けることが大切です。

1.歯医者に行く前に(一般的な注意事項です)

1. 歯を磨き、口の中を清潔にしてから通院しましょう。

2. 診察当日、アルコールは飲まないようにしましょう。麻酔がかかりにくくなったり、出血が止まりにくくなったりして治療に支障をきたします。同じ理由から、二日酔いの状態で通院することも避けましょう。

3. 診察日の前日・当日は、ニンニクなどにおいの強い食べ物を食べるのは避けましょう。

4. お互いに予約時間を守りましょう。予約日時に変更がある場合には、早めに歯医者に連絡をしてその旨伝えましょう。一刻も早く治療を必要とする急患が他の病院へ回されたり、翌日まで痛みをこらえて待たなくてはならない状況は回避しなくてはなりません。

5. 治療中の歯は、特に大切にして下さい。

6. 初めてその歯医者さんへかかるときには、健康診断書等に記入する必要がありますので、予約時間よりも15分程早目に行きましょう。そのとき、保険証など歯科保険に関する書類、メディカル・ヒストリー(病歴)、現在服用している薬の名前のリスト(実物を持っていっても可)等を用意しておくと便利です。

 

2.日本歯科グループで初診の予約を取られた方へ−初回治療前に必ずお読みください

  1. 歯が痛み出した時には、既にかなり症状が進行しています。自覚症状のない虫歯でも検診による早期発見、早期治療が可能です。
                 
  2. 歯間や歯肉の問題は、まれに検診によっても発見できない場合があり、より正確に口腔内を知るためにはレントゲン撮影が必要です。ただし、レントゲン写真と実際の症状の程度に微差が生じたり、他の歯の治療中に新たな問題が発見される場合もあります。
                        
  3. 歯根近くまでう蝕(虫歯)が進んでいる場合でも、歯の強度や耐久性を保つため出来るだけ神経を残して治療します。治療後しばらくは神経が過敏なため、冷たい飲食物にしみたり、痛みを感じることがありますが、これは極めてノーマルな反応であり、虫歯のためではありません。したがって、治療前に痛みのなかった場合でも、その症状は起こり得ます。強い痛みが予想される場合には鎮痛剤を処方致しますが、それ以外は市販の痛み止めをご使用下さい。
     
  4. 短期間に集中した治療をご希望の方には、健康上の問題がない場合に限り、ご相談に応じます。ただし、その場合、治療後の歯神経の過敏性は高まる可能性があります。
                                 
  5. 治療に関する期間は、症状の程度や技工士の都合により、当初の予定とは異なる場合があります。
                     
  6. 日本の歯科医院と違い、当院では各患者さんに30−60分以上のご予約をお取りしています。従いまして、ご予約の変更が必要な際には24時間前までにお願い致します。急な変更にはキャンセル料を請求させて頂きます。

  7. 治療費は、ビザ/マスターカードおよびパーソナル・チェック、現金にて診療毎にお支払い下さい。
                           
  8. 治療費は全て患者さんご自身、または患者さんが未成年の場合、その保護者の責任においてお支払い頂きます。万一、治療費を滞納された場合、その請求に要する諸費用が加算されます。

 

3.日本歯科グループで次回の予約を取られる方へ

次回のご予約前に、以下をよくお読み下さい

当グループでは、ミスコミュニケーションによるトラブルを避けるために、初診時に行われた治療および今後必要な治療の内容をご説明しております。不明瞭な点、ご質問等がございましたら、次回のご予約をされる前にお問い合わせ下さい。

 

4.日本歯科グループで次回の予約を取られた方へ

次回の治療日までに、以下をよくお読み下さい

1. 治療前投薬、治療後投薬が必要な方は、必ず処方通り服用して下さい。用されなかった場合、治療内容によってはご予約をキャンセルさせて頂く場合があります。

2. 歯科医から健康診断のリクエストがあった方は、早めにお受け下さい。患者さんの健康をお守りする理由から、健康診断の結果がなくては歯科治療を始められない場合があります。

3. 治療後の過敏症や不快感、痛み虫歯や治療が原因ではなく、身体に変化があったことを示すサインであり、ノーマルな反応です。個人差がありますが、通常2〜3日で和らぎます。鎮痛剤が効かないまたは症状がひどくなる場合は、急いでご連絡下さい。

4. 治療後数日が経過してもズキズキする痛みが残ったり、痛みがより激しくなる場合には、神経治療およびその他の処置が必要ですので、ご連絡下さい。

5. 日本の歯科医院と違い、当院では各患者さんに30−60分以上のご予約をお取りしています。従いまして、ご予約の変更が必要な際には24時間前までにお願い致します。急な変更にはキャンセル料を請求させて頂きます。

 

5.歯科保険の知識−日本の社会保険・国民保険/アメリカの歯科保険

≪日本の社会保険/国民保険について≫

  1. 社会保険または国民健康保険の海外歯科治療請求用紙をご持参頂いた方には、当グループが無料で記入致します。扶養家族の方も海外歯科治療の保険適用者と認められております。(保険証を当方へ提出して頂く必要はありません。)

  2. スーパー・ビル(Attending Dentist Statement)の再発行は致しません。紛失しないようご注意下さい。 社会保険/国民健康保険請求には、スーパー・ビル原本の添付が義務付けられております。スーパー・ビルがないと請求書が返送されることもあります。

  3. 社会保険/国民健康保険では、冠(クラウン)に使用できる保険対象材料を銀合金またはプラスティックと定めています。当院で使用されるセラミック(ポーセレン)冠は保険対象外ですので、保険対象材料をご希望の方は事前にお申し出下さい。

 

≪アメリカの民間保険について≫

1. 当スタッフは、一般的な保険ポリシーの情報提供や保険会社への問い合わせのお手伝いを致します。年間限度額、年間自己負担額、保険対象治療、各治療に対する保険金支給額等のポリシーは、各保険プランによって異なりますので、治療開始前に必ずご自分のポリシーをご確認下さい。

2. 保険請求の際には、保険会社から支給されるクレーム・フォームの“被保険者及び患者の欄”を記入し、当院でお渡しするスーパー・ビルを、歯科医の欄”に添付して保険会社へ郵送して下さい。

3. 被保険者欄の“歯科医へ直接還付金チェックを送る”ことを確認する項目に署名されないようご注意下さい。誤って署名をされますと、還付金が当院へ支払われます。その場合、(当院から患者さんへの)返金処理に1ヶ月以上を要しますので予めご了承下さい。また署名をされなくても、保険会社の手違いにより当院へチェックが送られてくることもあります。

4. 保険会社からクレーム処理上必要な治療に関する質問やレントゲンのリクエストなどが届いた場合は、当院までご連絡下さい。

5. 保険対象の治療に対して保険金がおりなかった場合は当院へご相談下さい。再度交渉が可能なケースであれば、当スタッフが患者さんに代わって保険会社へ交渉致します。