歯磨きの方法にはいろいろとあり、実はどれが正しいとは一概には言えません。歯科医によっても、そのブラッシング指導法は違います。歯周病の治療をされた方、歯列矯正中の方、お子様と、それぞれにあった歯磨きの方法があります。日本歯科グループでは、患者さん個人個人にあったブラッシング法を指導しておりますので、興味を持たれた方はぜひ一度、当院までご相談なさって下さい。
硬い歯ブラシは磨いた気がするだけで歯茎を傷つける原因になりかねません。植毛部の長過ぎない柔らかい歯ブラシで、歯と歯茎の境目から食べ物を掻き出すよう1本1本丁寧に磨きましょう。歯ブラシでは取り除けない歯間の汚れは、歯間ブラシやデンタル・フロスを使用します。また歯ブラシは、2−3ヶ月毎に1度は新しいものに取り替えましょう。毛先が開いた歯ブラシでは、汚れが落ちにくくなります。
1. 前歯の外側 (Outside of front teeth)
歯と歯茎の境目に、45度の角度で毛先をあて、やさしく小さく円を描くように、微振動させます。(歯ブラシを鉛筆持ちにすると、力が入り過ぎません)
Hold your toothbrush at a 45°angle where your teeth and gums meet. Move the brush back and forth in a gentle motion.
2. 奥歯の内側と外側 (Outside and inside of back teeth)
歯ブラシを斜めに当て、下から上へと汚れをかき出すように、小刻みに動かします。
Use short, angled brush strokes.
3. 前歯の内側 (Inside of front teeth)
歯ブラシを縦に入れ、歯ブラシのかかとの部分を歯と歯茎の境目に当て、小さく上下に動かします。
Tilt the brush vertically and make up-and-down strokes.
4. 歯の噛み合わせ部分 (Chewing surface)
左図のように、毛先全体を使って、ごしごし磨きます。
Hold the brush flat and use a gentle motion.