“再び自分の歯が欲しい!” “自分の歯で美味しくごはんが食べたい”

こんな患者さんの希望を実現させるのが最新技術“インプラント”です。インプラントとは、成人が自分の歯を失った場合、それと変わらないような状態に修復するシステムの名前です。歯を支えているあご骨の中に人工歯根を、その上に人工歯を固定させることによって、まるで自分の歯のように見え、使えるようにする技術なのです。                    

こんな悩みをもっていませんか?

入れ歯……

 不安定     装着の不快感

 金具が見えて恥ずかしい
 思い切り笑えない。

 支えの歯がない  

 咀嚼の悪さ(お煎餅やお肉が噛めない) 

 話しにくい、正しい発音ができない

ブリッジ
 歯茎と入れ歯の間に食べかすが挟まって痛い  
 両隣の健康な歯を削りたくない

事故で前歯を折ってしまった

インプラントはこれらの問題をすべて解消します。たとえ一部もしくは全部の歯を失ったとしても、患者さんは“良好な咀嚼と発音、安全性、優れた審美性”を得ることができます。

   

インプラント治療には4つのステップがあり、そのうち小さな外科的手術 が2回行われますが、いずれも局部麻酔下で行われ、痛みも副作用もありません。入院の必要もありません。

(1)検診:
CTスキャンやモデルを用い、イ ンプラント担当医と一般歯科医が治療前に十分な検診をし、個々の患者さんにとってインプラ ントが最適かどうかを調べます。

(2)インプラント埋入:
検診によるインプラントの精密な位置づけをした後、あご骨への損傷が最小限となる術式によりインプラントをあご骨に埋入します。手術にかかる時間はインプラント1本につき1時間程度です。

(3)連結器具(アタッチメント)装着:インプラントと人工歯を連結させるためのものです。インプラント埋入から約6ヶ月たって、インプラントと骨がしっかり結合したことが確認された後に装着されます。

(4)人工歯の製作:連結器具の装着から数週間後には、一般歯科医による人工歯の製作が開始され、約1〜2ヶ月で出来上がります。それらをインプラントに取り付け固定し、すべての治療は終了となります。

 

Q:インプラントは誰でも受けられますか?

A:これまで日本歯科グループでは、様々な状況下におかれたいろいろな年齢層の方々がインプラント治療を受けてきました。特殊なケース(あご骨が極端に薄い、重度の慢性病をもっているなど)を除けば、インプラントはどなたにでも対応できます。

Q:インプラントはどれくらい長持ちしますか?

A:身体に個人差があるように、インプラントの耐久年数にも個人差があります。1965年に世界で初めてインプラントを受けた患者さんは、30年以上たった今でも何の問題もなく過ごしています。現在までの統計ではその成功率は上顎で約90%、下顎で95%近くと非常にいい結果がでています。

Q:費用はどれくらいかかりますか?


A:実際にかかる金額は、インプラントの本数や治療期間中の仮の歯、インプラントに関連した他の治療が必要かどうかによって異なりますので、担当医に相談して治療を開始する前に、必ず見積りを書面でもらいましょう。 (
日本歯科グループでは治療開始前に必ず見積り書を差し上げています)

Q:インプラントが完成するまでの間、食生活や見た目に影響はありませんか?

A:その心配は一切ありません。一時的な仮の入れ歯を作ったり、既存の入れ歯を改良して使用することが可能です。特に前歯の場合、抜歯と同時に仮の歯を入れるので見た目には全く障害がありません。

Q:定期検診は必要でしょうか?


A:定期検診の有無やホームケアの方法がインプラントの寿命に及ぼす影響は多大です。正しいケアがされなければ、せっかくのインプラントも長持ちしません。日本歯科グループでは3〜6ヶ月毎の検診と歯石除去をお薦めしていますが、主治医の指示に従うのがよいでしょう。

 

 

日本歯科グループでインプラント治療をうけた患者さんの声です。

 Y. MORITAさん(主婦・65才)

 インプラントの本数右下2本、左下2本
 動機
既存の入れ歯が全然合わなかったから。

「何かが入ってる感じが全くせず、自分の歯と同じ感覚。 食べることが大好きなので、入れ歯の時は楽しく食事ができず精神的苦痛がありました。今では大好きなお煎餅やお漬け物も食べれるようになり、おかげでちょっぴり太りました。インプラントをやって本当に良かったと思っています。」

 匿名希望(会社員・43才)


 インプラントの本数右上2本、左下2本、前歯1本
 動機若い頃自分の歯を大切にしなかった。
                                            また自分の歯(インプラントのこと)で食事がしたかったから。

「いつもインプラントをしていることを忘れてしまっているね。全く自然そのもの。クラウン(人工歯)もとても安定してるし、見た目も自分の歯と区別がつかない。何でも意識せず食べれる。さきいかも食べれる。やってよかったか?結婚よりよかったよ。」

 M. S氏(会社役員・55才)

 インプラントの本数左下、右下各2本
 動機治療による保存ができない状況で抜歯となった。

「一時期入れ歯をしていたときは、他の健康な歯をいつも気にしていたけれど(入れ歯を支える歯が弱くなると、入れ歯が不安定になったり、作り直しになる)、インプラントではその心配がいらないのがいいです。急に歯がいっぱい増えて若返ったみたいだし、自分の歯のように感じてなんでも食べれます。」

 

 

 

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